この記事は、4コマ漫画「B列車で行こう」6号を掲載しています。
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4コマ漫画「B列車で行こう」6号
3Dデータを作成する方法に、「3DCG」ソフトと「3DCAD」ソフトがあります。
3DCGは「3 Dimensional Computer Graphics」の略で、その名の通りコンピュータグラフィックスの作成に用いられます。代表的なソフトは「Blender」などです。
対してCADは「Computer Aided Design」の略で、コンピュータで設計を行うためのツールです。
さらにCADは製造向けと建築向けに分けられます。
製造向けは、面取り(角を切り取る処理)やフィレット(角を丸める処理)などのコマンドがあり、製品設計に適した構成になっています。代表的なソフトは「Fusion 360」や「SOLIDWORKS」などです。
対して建築向けは、壁や階段などのコマンドがあり、建築物の設計に適した構成になっています。代表的なソフトは「Revit」などです。
作成する3DデータはSTLデータです。STLデータとは、3DCADソフトにおけるファイルフォーマットの一つであり、特に3Dプリンター業界で多く使用されています。
最後にSTLデータをスライサーソフトで変換します。スライサーソフトは漫画に描かれている通りデータを輪切りにする機能のほかに、3Dプリンターの露光時間やステージの移動速度を設定することができます。
私は3DCADソフトに「Fusion 360」、スライサーソフトに「ChiTuBox」を使用しています。漫画もこれに準拠して描いていきます。
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