この記事は、【Bトレ サイズ】E353系 連結先頭車 キットを紹介しています。
E353系 連結先頭車 キットについて
Bトレの先頭車事情
Bトレの長さについて
Bトレインショーティーの宣伝文句は「車両のリアリティーはそのままに、長さの方向をショートカットしたマスコットモデル」で、ほとんどの車両は長さが60mmで作成されていますが、例外もあります。
それは先頭車です。
特に流線形などの特徴的な先頭車の場合、その形状の表現や、裾絞りの車体にシャーシを収めるためなど、60mm以上の車体長となっている場合が多いです。
E353系の先頭車も65㎜で設計しました。
先頭車同士の連結について
しかし、BトレシャーシとKATOの小型車両用台車の長さは中間車と共通のため、60㎜より長い先頭車は先頭車同士での連結ができません。
Bトレ製品でも60㎜以上となっている先頭車は通常連結しない先頭車で、ダミーカプラーが車体モールドとなっているものもあります。
そんな中、先頭車同士の連結を想定されているものは約60㎜で設計されています。特徴的なものがキハ85です。この車両は連結用のおまけパーツとして、幌枠付きの前面が付属します。
今回はこの表現を参考に、連結状態の再現に挑戦しました。
キットの情報
キット外観について
まず、車体を切り詰めます。窓部分を短縮して全長を60㎜にしました。スカートも連結を前提としてクリアランス確保のため大きく切り欠きます。
次に前面の貫通扉が開いているところを再現します。
3Dモデルのいいところはこういった改造がデータ上の切り継ぎで簡単にできるところです。
一体成形だと車体の塗装が困難になるため、開いた貫通扉は別パーツにしました。連結ホロも別パーツです。
対応シャーシについて
準備中
塗装例の紹介
使用した塗料や塗装方法はE353系と共通です。以下の記事を参照してください。
組み合わせて完成です。
写真はKATOカプラーに交換していますが、アーノルドカプラーでも連結できます。
編成図
上図が、あずさ・かいじの編成図です。今回の連結仕様のキットは3,4号車にあたります。
フル編成12両の走行風景は迫力があります。ぜひ連結して再現してみてください。
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