この記事は、【Bトレ サイズ】50系客車(真岡仕様) キットと塗装方法を紹介しています。
50系客車(真岡仕様) キットについて
実車の情報
1994年からの「SLもおか」の運行のため、1993年に真岡鐡道に譲渡された50系客車です。
by photoAC
車両について
50系客車については以下の記事で紹介しています。
SLもおかに使用する客車として、JR東日本の上沼垂運転区からオハ50形2両とオハフ1両が真岡鐡道に譲渡されました。3両は固定編成として運用されます。
車体はぶどう色2号に塗装され、当初は窓下に白色の帯を配していました。2010年から帯色が赤に変更されました。
塗装は変更されましたが、車両はほぼ原形の状態で使用されています。外観上の特徴としては、編成端部の連結ホロが取り外され、オハの端部には折り畳み式の反射板とともに尾灯が1灯追加されました。
運用について
1994年から、「SLもおか」の客車として運用されました。
SLもおかは毎週土日や祝日に下館-茂木間で1往復運行されています。牽引にはC12形蒸気機関車 66号機が使用されます。過去にはC11形蒸気機関車も使用されました。
運行当初から1995年までは転車台が無かったため、上り列車はSLが逆機で客車を牽引していました。1996年からは転車台が完成したため上下とも正方向で運行されるようになりました。
キットの情報
キット外観について
50系客車50形のモデルをベースとし、外観上の特徴を再現しました。
車端部にあたる部分は連結ホロがありません。
車端部のオハに追加された反射板付きの尾灯が特徴です。
対応シャーシについて
準備中
塗装例の紹介
以下に塗装方法を紹介します。塗装例ですので、塗料や塗装方法などはあくまで参考としてご覧ください。
使用した塗料
塗装例に使用した塗料は以下の通りです。
塗装工程について
車体本体の塗装
1.全体を灰色サーフェイサーで塗装します。
2.窓下帯部分をシャインレッドで塗装します。
3.帯部分をマスキングします。
4.全体(屋根中央部以外)をぶどう色2号で塗装します。
5.マスキングをはがします。
6.屋根以外をマスキングします。
7.屋根をねずみ色で塗装します。
8.マスキングをはずします。
9.反射板にエナメルの赤を筆塗します。
連結ホロの塗装
1.灰色サーフェイサーを塗装します。
2.ねずみ色を塗装します。
組み合わせて完成です。
編成表
上図が、SLもおかの編成表です。
KATOのC12形蒸気機関車のスケールサイズが全長約70㎜で、Bトレサイズの客車の牽引機にちょうどよいサイズと考えていました。
今回、唯一の動態保存機の編成を再現してみましたので、ぜひ制作してみてください。
キットの購入はこちら