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3Dプリンターで作成したBトレインショーティーサイズの鉄道模型を紹介しています。

【Bトレ サイズ】E131系500番台(相模線)キットの紹介と塗装方法

 この記事は、【Bトレサイズ】E131系500番代(相模線)キットと塗装方法を紹介しています。

 

 

E131系500番台(相模線)キットについて

実車の情報

 2021年11月から営業運転を開始した、相模線用のE131系です。

by photoAC

相模線について

 相模線は神奈川県の茅ヶ崎駅橋本駅を結ぶ全線単線の路線です。都心へ向かう路線ではないため、周辺の他路線に比べれば乗客数は少ないものの、沿線はベッドタウンであり、路線は通勤・通学路線としての役割を担っています。

 1991年の全線電化に合わせて相模線用の205系500番台が投入されましたが、これを置き換える形で登場したのが131系500番台です。

車両について

 0番台が2両で1編成を構成していたのに対し、500番台では中間車が加わり、205系500番台と同様の4両で1編成を構成しています。併結運転を想定していないため電気連結器が装備されていません。

 車内はオールロングシートでトイレの設置はありません。ワンマン運転のために、車体側面に乗降確認カメラが設置されているのも特徴です。

 車両デザインは、前面と側面に遠くまで広がる湘南の海をイメージした濃淡2色の青色を配し、前面の水玉模様は遠くまで広がる湘南の海とダイナミックな波の水飛沫表現しているとのことです

キットの情報

キット外観について

 先頭車については0番台と同一設計ですが、クハにトイレがないためその部分の窓埋めがありません。その他の差異としては、電気連結器がない分、スカートの縦幅が0番台より広いです。

 中間車にも、乗降確認カメラを設計しています。クーラーも実車と同様に車両中央から少しオフセットしています。

 前面の水玉模様は印刷用紙に印刷したものが付属します。モデルは紙の厚さ分へこませているので紙の厚さは目立ちませんが、水性のり等で貼り付ける必要があります。

 下の写真において、右が0番台用、左が500番台用です。縦幅が広いほうが500番台です。注意点として500番台用はスカートに干渉するため、カプラーをつけることができません。希望される方には代わりに0番台用を用意することもできます。

対応シャーシについて

準備中

塗装例の紹介

 以下に塗装方法を紹介します。塗装例ですので、塗料や塗装方法などはあくまで参考としてご覧ください。

使用した塗料

 塗装例に使用した塗料は以下の通りです。

使用塗料

塗装工程について

車体本体の塗装

※写真は0番台の物が含まれます。

1.前面をブラックで塗装します。

2.前面をマスキングします。

 前面と枠の間には溝を彫ってあります。前面をマスキングするときはマスキングテープを大きめに貼り、溝に沿ってデザインナイフでカットすることで上の写真のように前面のみをマスキングすることができます。

 

3.全体をサーフェイサーで塗装します。

4.前面の枠部をスカイブルーで塗装します。

5.前面枠部をマスキングして全体をシルバーで塗装します。

6.側面、妻面、クーラーをマスキングして、屋根のみをねずみ色で塗装します。

7.側面のマスキングをはずし、ライン部分以外をマスキングします。

8.ライトブルーを塗装します。

9.ライトブルーのライン部分をマスキングし、スカイブルーを塗装します。

10.マスキングをすべて外します。

11.前面の連結扉枠をエナメルのシルバーで塗装します。

12.前面の模様紙を切り出し、貼り付けます。

スカートの塗装

1.サーフェイサーを塗装します。

2.ブラックを塗装します。

パンタグラフの塗装

1.サーフェイサーを塗装します。

2.シルバーを塗装します。

連結ホロの塗装

1.サーフェイサーを塗装します。

2.ねずみ色を塗装します。

 

全て組み立てて完成です。取付が甘い場合は少量の接着剤を使用します。

編成表

 上図がE131系500番台の編成表です。 

実車同様に単線の線路を走行させてみたり、2編成用意して行き違いを再現するのも良いと思います。

 

キットの購入はこちら

takethebtrain.hatenablog.jp